今まで大きな病気になったことがない、と言う人ほど、40代や50代という節目のタイミングで人間ドックに行くことにしよう。ホントに大事。
進行性の病気というのは、徐々に身体をむしばんでいくので、非常に厄介。人間ドックに行くと、既に10年ぐらい前から~、というような説明を受けることがあり、それでかなり後悔することがある。ただし、治らないようなものもあって、それは老化として受け入れるしかないけれど、軽減したりそれ以上ひどくならないようにすることはできることが多い。
10年以上にわたって腰に違和感を覚えていて、それでも別に病気と言うわけではないので放っておいた場合、そのままツライ状態でいなければならない。
人間ドックで別の個所に問題があり、そちらを治療することで腰の辛さが治るというようなことはあり得る。あるいは、腰の辛さはいたしかたない、いわば老化に伴う痛みであった場合でも、根治させることは無理でもそれ以上ひどくならないように食い止めることはできることが多い。
いずれも放っておけば今は良くても後で大きな問題になってしまうことが多いので、自分なりのしっかりとチェックすることが必要。
人間ドックは比較的高価であるが、毎年とはいわず10年に1度くらいであれば行っておく価値は高い。ちなみに、宿泊型のものではなく、日帰りの短時間で終わるもの(だいたい半日程度)で十分。それで何か問題あればさらに詳しく調べるという流れになっているので、まずは全体を網羅的にチェックしておくことが重要。